最後の禁煙はチャンピックスで

就業中は禁煙の会社増加、チャンピックスで禁煙

最近、就業中の禁煙を定める会社が多くなってきました。これにはいろいろな理由があります。まず就業中のタバコを認めると、昼休みでもないのに席を外して喫煙ルームに行き、しばらく一服して戻るわけですが、これでは仕事の能率が落ちますし、賃金を無駄取りしていることになります。また、喫煙者が多いと病気にかかる人が多く、長期に病欠したりして、会社にとっても大変マイナスです。さらに受動喫煙の問題があります。以前は職場のタバコというと周りの人にはマナーの問題でしかありませんでしたが、今は受動喫煙の健康被害について広く知られるようになってきまして、法律や条例も厳しくなってきています。そもそも、自治体の条例でタバコが規制されている区域に本社があったり、お店を出していたりする企業で、社員のタバコが自由というのでは辻褄が合いません。そこで、どの会社でもタバコに厳しくなっていまして、就業規則で禁煙を決めているところも増えています。社内の健康診断でも、タバコについて詳しく聞き取り、喫煙社員には積極的に医療機関での禁煙治療を勧めるようにもなってきています。現在、喫煙年数×本数で一定以上の数、などの条件をクリアすると保険で治療が受けられるようになっています。会社の健康診断で医療機関での治療を勧められるような社員は、それに該当する可能性が高いですが、最近では、社員の禁煙に力を入れる一環として、保険の自己負担分を会社が支払うという制度を設けるところが出てきました。会社に勤めている社員は、ますます禁煙治療に打ち込めるようになってきています。医療機関ではチャンピックスが用いられます。チャンピックスは非常に高い確率で禁煙できる薬ですが、よく効くために、服用中は仕事であっても車の運転ができないなどが決められています。ですから会社の方でも、社員がチャンピックスで禁煙治療をしている間は協力することが不可欠です。